2022.11.17
2022.11.26
日常を過ごす中で、主に視覚、聴覚、触覚を通して受け入れる情報と予想外の出来事に包まれる環境から、活発さや原動力、壮大さに押し流されるような力を感じる。この感覚を「運動感覚」と捉え、それを断面的に切り取ると様々なレイヤーとして「動き」が見える。
この「運動感覚」とレイヤーとしての「動き」を重要視しながら可視化させるために、背景とセル画上のキャラクターで構成しているアニメーションを素材としている。
キャラクターが持つ柔軟性や身体性、リズムに合わせて常に変化し続ける曲線や形をトレースし、画面上で再構成する。これらが目の前に現れた時、どのような存在として受け入れられるのかを試みる。
Artist Yuka Katsuki